溶融亜鉛めっきリン酸処理
(YPカラー)
YPカラーとは、溶融亜鉛めっき処理した金属にリン酸処理を施し、耐久性に優れた化成被膜を形成させる仕上げです。
形鋼からパネルまで幅広い用途に使用可能です。
特にパネル製品については、裏面の補強取付に、スタッド工法を採用し、めっき後のパネル表面の意匠性、平坦度に優れた製品をご提供します。
特徴
・溶融亜鉛めっきによる高耐食性
・リン酸処理による独特な表情
・形鋼からパネルまで幅広い用途に使用可能
耐久性
溶融亜鉛めっきによって鋼材の防錆・防食が確保されます。
耐用年数は、環境別に消費亜鉛めっき量によって位置づけられますが、都市・工業地帯にてミニマムメンテナンスで30~40年程度の耐久性を有します。
出典:一般財団法人日本溶融亜鉛鍍金協会
名称 | YPS-B | YPS-G | YPS-W | YPS-SG |
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色調 | ブラック系 | グレー系 | ホワイト系 | ゼロスバングル系 |
製造工程
- 製品加工
- 溶融亜鉛
めっき処理 - 製品矯正
- 前処理
- 表面調整
- リン酸処理
- 水洗乾燥
- シーリング
ご採用いただく場合の注意点
・建築部材だけにご採用いただけます。
・色調は、製品の種別、厚さ、形状等により異なりますので、御見積り後又は発注後に色見本でご確認下さい。
・シーリングは、艶消しクリアーが標準仕様です。
・製品のサイズ、形状に制限があります。
・経年変化及び環境により白さびが発生する場合がありますが、耐久性に影響はありません。